ARTIST





眞板 雅文
Masafumi Maita
1944年、中国東北部(旧満州・奉天)生まれ。
1966年の個展開催以降、公募展への出品、国内外の美術館、ギャラリーなどで作品展を続けた。
この間の1971-73 年、シェルター・ロック財団奨学金でフランスに滞在。
1985年以降、同国文化省の招きによりガストン・バシュラール生誕百年祭のパッサージュ現代アートセンターで個展、ランス美術学校でパフォーマンスによるビデオ作品、ロアール地方国際アトリエ展のための作品 、伊サ ンタ・バーバラ美術館招請による鉄の彫刻などを制作、ヘルシンキ・テーレ湾プロジェクトの竹の作品も手がけた。
2005年には第22回全国都市緑化ふくおかフェア・アイランド花どんたく芸術の道に竹の作品を制作。
国内外の公共施設でのインスタレーション、モニュメントの設置も多い。
神奈川県二宮町、長野県富士見町のアトリエを制作の拠点とした。
2009年3月9日、心筋梗塞のため死去。64歳。
■ 受賞歴
第6回国際青 年美術家展・大賞(1971年)
第9回神戸須 磨離宮公園現代彫刻展でユニヴァーシアード 神戸大会記念賞(1984)
第4回へン リー・ムーア大賞展・優秀賞(1985)
ヨコハマ・ビ エンナーレ ’86・有隣堂賞(1986)
青森 EXPO’88記念現代野外彫刻展優秀賞(1988)
第11回神戸須 磨離宮公園現代彫刻展・神戸市教育委員会賞(1988)
’89夢のかけ橋彫 刻展・優秀賞(1989)
第14回現代日本彫刻展・宇部市市制施行70周年野外彫刻30周年記念賞(1991)
第15回現代日本彫刻展・宇部市野外彫刻美術館賞(1993)
第3回倉敷ま ちかどの彫刻展・大賞(1994)
第2回フジサンケイ・ビエンナーレ現代国際彫刻展・佳作賞(1995)
第7回本郷新賞(1995)
第16回現代日本彫刻展で神戸市須 磨離宮公園賞(1995)
第25回長野賞(1997)
第20回現代日本彫刻展で第20回記念・土方定一記念特別賞(2003)
■ 作品展歴
1966 第7回現代日本美術 東京都美術館
眞板雅文展(71、75、79、81、83年にも開催、東京・村松画廊)
第1回 現代国際彫刻展(彫刻の森美術館=神奈川・箱根)
1970 現代美術野外フェスティバル(神奈川・横浜こどもの国)
1971 第6回国際青年美術家展(東京・高輪美術館)
第10回現代日本美術展(東京都美術館)
第6回ジャパンアートフェスティバル(東京国立近代美術館)
9人の青年美術展(ギャラリー・ランベール=パリ)
1972 眞板雅文展(ギャラリー・ランベール)
1973 今日の作家展 ’73年展(横浜市民ギャラリー)
1974 第2回次元と状況(75、76、77、78、79、80、82年にも出品、東京・紀伊国屋画廊)
東京ビエンナーレ’74(東京都美術館、京都市美術館)
第4回神戸須磨離宮公園現代彫刻展(84、88年にも出品、兵庫)
北欧巡回日本現代美術展(デンマーク、スエーデン、ノルウェー)
眞板雅文展(東京・ギン画廊)
1975 眞板雅文展(京都・ギャラリー射手座)
第6回現代日本彫刻展(91、93、95、2003年にも出品、山口・宇部市野外彫刻美術館)
’75今日の静物展(神奈川・横浜市民ギャラリー)
1976 京都ビエンナーレ<七名の評論家による現代作家展>(京都市美術館)
第37回ヴェネチア・ビエンナーレ(伊ベニス)
第6回CAYC国際ビデオ展(ヴェネズエラ・カラカス)
1977 眞板雅文展(京都・ギャラリー16)
現代美術の鳥瞰<明日を探る作家たち>(京都国立近代美術館)
第10回パリ・ビエンナーレ(パリ市立近代美術館)
1978 第6回 CAYC国際ビデオ展(東京・草月会館)
眞板雅文展(ギャルリー・キタノサーカス=神戸)
1979 眞板雅文展(82年にも開催 かねこ・あーとギャラリー=東京)
眞板雅文展(ギャラリーU・名古屋)
第1回リスボン国際美術展(ポルトガル)
1980 第1回ハラアニュアル’80年代の展望 原美術館=東京)
1981 日本現代美術展’70年代日本美術の動向 (ソウル・韓国文化芸術振興院美術館)
証人1981展 (パリ・ポンピドー文化センター)
眞板雅文展 (名古屋/ASG)
1982 眞板雅文展 (京都・梁画廊)
1983 眞板雅文展 (84年にも開催、大阪・天野画廊)
眞板雅文展 (89年にも開催、米ロサンゼルス・スペース)
風景との出会い (宮城県美術館)
現代美術における写真 (東京国立近代美術館、京都国立近代美術館)
現代美術の展望—立体造形 (富山県立近代美術館)
今アート最前線 (東京・伊勢丹美術館)
1984 眞板雅文展 (西湘画廊=神奈川・小田原)
眞板雅文展 (名古屋・桜画廊)
眞板雅文展 (ギャラリーコンコ=神奈川・鎌倉)
風景・環 眞板雅文展 (東京・伊奈ギャラリー2)
眞板雅文展 (85にも開催、東京・ギャラリーホワイトアート)
1985 眞板雅文展(仏トロア・パッサージュ現代アートセンター)
風景・環 眞板雅文展 (91、98、2000年にも開催、ギャラリー・マロニエ=京都)
国際シューボックス彫刻展 (91、94、97、2003年にも出品、米ハワイ大学マノアアート・ギャラリー)
現代彫刻の歩みー木の造形 (神奈川県立県民ホールギャラリー)
第4回ヘンリー・ムーア大賞展 (長野・美ヶ原高原美術館)
日本現代美術オーストラリア巡回展 CONTINUUM ’85 (メルボルン、グリフォン・ギャラリー)
第5回国際タピストリィ・トリエンナーレ(ポーランド)
1986 ヨコハマ・ビエンナーレ’86(横浜みなとみらい21地区)
日本現代美術展(台北市立美術館)
第42回ヴェネチア・ビエンナーレ(伊ベニス)
ロアール地方国際アトリエ展(仏フォントブロウ修道院)
「芸術—平和への対話」展(横浜市大倉山記念館)
眞板雅文展(90年にも開催、ギャラリー・キャプション=岐阜)
1988 眞板雅文展(91、94、97、99、2000、05年にも開催、
ギャラリー・エフ=岐阜・美濃加茂)
眞板雅文・菩提アトリエ展(神奈川・丹沢山麓の当時のアトリエ)
美濃加茂彫刻シンポジウム(岐阜)
NEW WORK JAPAN(米ニューハンプシャー大学ギャラリー)
青森EXPO’88記念現代野外彫刻展(青森・合浦公園)
1989 眞板雅文展(92にも開催、東京・ギャラリー山口)
眞板雅文展(東京・ギャラリー現)
眞板雅文展(東京・ギャラリィK)
’89夢のかけ橋彫刻展(神奈川・秦野)
眞板雅文展(ギャラリー・デネガ=青森・弘前)
せとだビエンナーレ(瀬戸田、広島)
鉄の彫刻展千葉’89 千葉・幕張メッセ)
第1回パース国際クラフト・トリエンナーレ(豪ウエスタン・オーストラリア・アートギャラリー)
眞板雅文展(大阪・カサハラ画廊アネックス)
1990 世界の飢えを考えようー国際美術展(東京・世田谷美術館)
現代美術の流れ<日本>(富山県立近代美術館)
TERRITORIES 2 Musee des Beaur Arts de Reims (仏ランス)
1991 眞板雅文展ー水面の宴ー(東京・鎌倉画廊)
1992 みなみかた国際アート・フェスティバル(宮城・南方町)
眞板雅文展(東京・ギャラリー山口SOKO)
1993 洞爺村国際彫刻ビエンナーレ’93(北海道)
日本現代彫刻の系譜—収蔵作品による(富山県立近代美術館)
眞板雅文展(96、98、99、2000年にも開催、岩手・盛岡クリスタル画廊)
1994 第3回倉敷まちかどの彫刻展(岡山・倉敷市立美術館)
写真と彫刻の対話—安斎重男 眞板雅文展(神奈川県立近代美術館=神奈川・鎌倉)
ライト・アンド・シャドウ展(米ノース・ダコタ美術館)
心で見る美術展「私を感じて」(愛知・名古屋市美術館)
第3回北九州ビエンナーレ・クイントエッセンス(福岡・北九州市立美術館)
1995 第2回フジサンケイ・ビエンナーレ現代彫刻展(長野・美ヶ原高原美術館)
本郷新賞受賞記念・眞板雅文彫刻展(北海道・札幌彫刻美術館)
1996 版画の 1970年代展(東京・渋谷区立松濤美術館)
1997 眞板雅文展 ー音・竹水の閑ー(下山芸術の森発電所美術館=富山・入善)
1998 眞板雅文展 蘇生構築ー天地に寄せて(99年にも開催 東京・スペース・カレイド)
岩手アートフェスティバルUK’98ランドアート・イン小岩井(岩手・小岩井農場)
第4回大分アジア彫刻展(朝倉文夫記念公園=大分・大野)
1999 眞板雅文展(ギャラリー・ムーブ=横浜)
微妙なる美の波動 眞板雅文造形展(石神の丘美術館=岩手・岩手町)
金津アート・ドキュメント’99−アジアの森から−(金津創作の森=福井・あわら)
彫刻の森美術館−森に生きるかたち−展(神奈川・箱根)
2000 眞板雅文展ー大地のかたち・ブロンズー(東京・INAXギャラリー)
ヘルシンキ2000 テーレ湾アートガーデン(フィンランド)
越後妻有アート・トリエンナーレ(新潟)
ガーデン−現代美術をとおしてみる後楽園(岡山・後楽園)
眞板雅文展(02、05年にも開催、エスプリ・ヌーボ=岡山)
眞板雅文展 (諄子美術館=岩手・北上)
2002 東日本—彫刻 39の造形美(東京ステーションギャラリー)
20世紀。美術は虚像を認知したーモナリサとマンモンのあいだでー(神奈川・平塚市美術館)
2003 眞板雅文展 音・竹水の閑(大原美術館=岡山・倉敷)
眞板雅文展 竹水の閑(インフォーム・ギャラリー=金沢)=金沢
眞板雅文 彩りの譜 展(06年にも開催、京都・アートスペース感)
竹水の閑 眞板雅文展(水の国ミュージアム104°=島根・江津)
眞板雅文展(仙台・ギャラリー青城)
水ありて竹 眞板雅文展(大阪・アートコートギャラリー)
葉山館開館記念展 コレクションによるもうひとつの現代
(2004年1月25日まで、神奈川県立近代美術館=神奈川・葉山)
幻想と幻視(神奈川・平塚市美術館)
2004 あるサラリーマン・コレクションの軌跡~戦後日本美術の場所~(福井県立美術館)
刻ー環流 眞板雅文展(2005年1月23日まで、岐阜・みのかも文化の森美濃加茂市民ミュージアム)
2005 SPACE WALKING開館10周年記念展(下山芸術の森発電所美術館=富山・入善)
街かど美術館「アート@つちざわ<土澤>」(岩手・花巻)
2006 野外彫刻ながのミュージアム 33年の軌跡展(長野市生涯学習センター)
光が彩なす交響楽ー眞板雅文のインスタレーションー(2007年3月20日まで、岩手県立美術館)
2007 眞板雅文展(香川・あーとらんどギャラリー)
作品出展
「水の情景ーモネ、大観から 現代まで」展(横浜・横浜美術館)
JUNGE KUNST AUS JAPAN(独ロストック美術館)
グループ展「6人の彫刻家たち」(北海道・旭川 ギャラリーシーズ)
アトリエ展(長野県富士見町の眞板雅文のアトリエでの作品展と付近の数カ所でのインスタレーション展示)
グループ展「彫刻家の平面展」(東京・ギャラリーせいほう)
グループ展「ヒルサイドギャラリー~新たな出発にむけて 」(東京・ヒルサイドフォーラム)
個展 ギャルリhu(名古屋)
2008 個展 ギャラリーせいほう(東京)
イタリア・マルケにおける日本人美術家展
(イタリア・マルケ州マテリカのカンティーネ・ベリサリオで彫刻を制作設置)
6人の彫刻家展 (広島市・マキデザインビル2F)
アリエ国際美術展 2008(イタリア)
ちいさな石彫展 丸亀(香川・丸亀 あーとらんどギャラリー)
彫刻家の平面展(京都市・ギャラリーマロニエ)
「漠たる予兆」(岡山市・エスプリヌーボーギャラリー)
グループ展 「6人の彫刻家展 」 (京都市・品ギャラリー)2009年1月まで。
グループ展 「空と水と風と」アートコートギャラリー(大阪市)2009年3月まで
2009 眞板雅文展 鎌倉ドゥローイングギャラリー(神奈川・鎌倉)
グループ展 第10回国際シューボックス彫刻展(米ハワイ大学マノアアート・ギャラリー)
グループ展 飛鳥から奈良へ~国際彫刻展序章~(奈良・明日香村)
■ パブリック・コレクション(一部)
美ヶ原高原美術館(長野)
宇部市野外彫刻美術館(山口)
大原美術館(岡山)
カスヤの森現代美術館(神奈川)
神奈川県立近代美術館(神奈川)
斉藤記念川口現代美術館(埼玉)
札幌彫刻美術館(北海道)
富山県立近代美術館(富山)
下山芸術の森発電所美術館(富山)
パリ市立近代美術館(仏)
ストラスブール美術館(仏)
ランス美術学校(仏)
トロア美術館(仏)
フランス文化省(仏)
カンティーニ美術館(仏)
サンタ・バルバラ美術館(伊)
ハワイ州文化芸術財団(米)