中風 明世 -Akiyo Nakakaze-
2021.6.26 sat - 7.15 thu
11:00 – 18:00 月・火close
作品につけられた番号。
それは制作番号を表すものではなく、中風明世が作品を
制作した年齢である。
〝表現を突き詰めると死生観にたどり着きます〟
日々目前に立ち上がるタスクを乗り越えていくことに夢中に
なっている僕。その不確かな世界のなか「そこにある」と実感できる
僕の中に存在する感覚。
その感覚は不安、恐怖、愛、慈しみ、悲しみのような
僕が確かに知覚した言葉では表せない存在を作品という
永遠というものに刻んでいる。
メタリックの亀裂はあちらからこちらを覗いているのか、こちらから
ちらりと覗けるのか。世界、感情、自他、の境界線を表しているように見える。
作品を制作し続けること、自分に向き合い自分に
確かにある何かに真摯に向き合い掬い上げることが
中風明世の作品である。
ギャルリhu:
【Profile】
1960 岐阜市生まれ
1982 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
主な展覧会
1996−現在 モダンアート展[東京都美術館]
1997 モダンアート展・新人賞受賞 モダンアート明日への展望・俊英作家賞受賞
[横浜市民ギャラリー]
2001 モダンアート展・奨励賞受賞[東京都美術館]
2002 モダンアート展・会友佳作賞受賞[東京都美術館]
2002 文化庁主催・第36回現代美術選抜展[北海道釧路芸術館]
2003 モダンアート展・会友佳作賞受賞、会員推挙[東京都美術館]以後同展での発表を続ける
2011 第16回中風明世展[極小美術館・岐阜] (2018)
2016 第23回中風明世展[岐阜市歴史博物館分館 加藤栄三・東一記念美術館]
2018 第25回中風明世展[ギャルリhu:]
釜山国際アートフェア・Akiyo Nakakaze 第26回個展 招待出品