清河 北斗 HOKUTO KIYOKAWA
– ARMOURS-
2019.8.24-9.14
11:00-18:00 月・火休み
8/24 sat 18:30- オープニングパーティー
12mの巨大生命体が宙に浮いている。両側には9mもある人体彫刻が2体背を向けそびえ立っている。
富山にあるオーバードホールの劇場に足を踏み入れるとそこには一人の作家が手で削って作ったと思えない圧倒的な迫力をもつ彫刻作品に誰もが言葉を失った。
舞台の上の美術館というこの壮大な展示は清河が制作した巨大彫刻と他の分野のプロフェッショナル、平面、音楽、照明、踊りが加わり、観客までも舞台に上がり作品とすべてが一体となり、一つの新しいアートの形を体感した。
清河の作る作品は驚くような大型の作品が多い。今回の個展は
大型作品ではないが、それと同等の熱量を斬新で迫力ある小品に凝縮した作品展である。
また特殊技術を用い幾重にも塗り重ねた色彩はその輝きを放ち、様々な表情を浮かび上がらせており、その作品群は作家の新しい試みでもある。
1974年 富山県生まれ ʼ94年 東京芸術専門学校(TSA)卒 現代美術制作活動を経て、東京池袋(株)アレグロに10年間勤務 ʼ08年、富山県黒部市に転居後、「STUDIO/HOT」設立
2010. とやま現代作家シリーズ「メッセージ展」 富山県立近代美術館
2011. ジャパンEXPO2011 ノールヴィルパント展示会場エントランス パリ
2014. 「成田亨展」ブランカー像制作 富山県立近代美術館
二人展「獣者(けものもの)」 平井千香子氏 黒部市美術館 富山
2015. 個展「仮様」 下山芸術の森発電所美術館20周年記念 富山
「第9回トリエンナーレ2015神通峡美術展」 神通峡美術賞受賞
2016. ギャラリー矢田ライブ VOL.20+展覧会 あいちからの発信/発進
市民ギャラリー矢田 名古屋
個展 ギャルリhu: 名古屋
「ネガティビティバイアス」 ギャラリー無量
2017. 舞台の上の美術館Ⅱ「巨無と虚無」 オーバード・ホール 富山
2018 ART NEXT 3 不透明なメディウムが透明になる時 電気文化会館 名古屋