Exhibition: 8Artists of Mino
2014.9.11-10.1
アーティストトーク&オープニングパーティー 9月13日(土) 18:30-
Part Ⅰ 2014.9.11 thu – 9.20 sat
Close :9/15 mon
安藤千都勢 茨木伸恵 平野日奈子 山藤響子
Part Ⅱ 2014.9.23 tue - 10.1 wed
大森健司 河内啓 白石陽一 日置哲也
確信と挫折。
暗闇の中、僅かに見えた光もするりと指の間からこぼれてゆく。
「土を焼く」
土を使い表現することは、「形」を作り出すことではない。
自分の奥底に眠っている記憶。記憶より深い所にある無意識。普段は忘れていても確実に存在する自分と出会う。
混沌の中、新しい風になり得るか。 日置哲也
人は作品の何に惹かれるのだろう。
一つのことに向かっている若いひたむきな情熱。創りだすことへの喜び。
自然を感じ人と自然を繋げてくれる選択の眼と感性。暮らす姿勢の中の抜群のセンスから生まれるバランス感覚。
作品の中に観る者が何かを感じ共感するからである。
美濃で活躍する8人のアーティストは正にこのような魅力を兼ね備えている。
それぞれの方向と速度で陶と向きあい生まれた作品は、生き生きとし輝き、私達が身近に寄り添いたいと思うものばかりである。
個々のエネルギーを集結することによりさらに増幅し続けようと試みている作品展である。
PartⅠ、Ⅱ の両日程に足を運んで頂きたいと思う。
大森健司 Omori Kenji
1982 埼玉県生まれ
2005 東京造形大学 デザイン学科環境計画専攻卒業
2007 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2010 陶芸の現在 土から成るかたちpart Ⅵ (ギャラリーヴォイス/多治見)
2011 個展 陶 白い稜線の軌跡 (INAXガレリアセラミカ/東京)
2012 個展 (ギャラリー芽楽/名古屋)
MINO CERAMICS NOW (岐阜県現代陶芸美術館/多治見)
2013 個展 (勝山文化往来館ひしお/岡山)
茨木 伸恵 Ibaragi Nobue
新潟県で生まれる 多治見市意匠研究所にて学ぶ 修了後、各地で展示会を行う。 昨年からパリのmerciや、ロンドンでも作品の取り扱いがはじまる
平野日奈子 Hirano Hinako
1978 埼玉県生まれ 1999 武蔵野美術大学短期大学部工芸デザインコース卒業
2008 多治見市陶磁器意匠研究所卒 現在 多治見市内で制作
白石 陽一 Shiraishi Yoichi
1981 福岡県生まれ
2011 高岡クラフトコンペティション入選
2012 陶林春窯(多治見)個展
伊丹国際クラフト展入選
2013 フランスfleuxにて企画販売
高岡クラフトコンペティション入選
各地で企画展、多数参加
現在、岐阜県土岐市で制作中
安藤千都勢 Ando Chitose
2007 瀬戸市新世紀工芸館陶芸コース修了。
朝日現代クラフト展 入選
2011 第19回テーブルウェア大賞 大賞・経済産業大臣賞 第9回国際陶磁器展美濃 審査員特別賞 神戸ビエンナーレ2011 現代陶芸コンペティション 奨励賞
2012 工芸都市高岡クラフトコンペティション 入選
2013 第6回現代茶陶展 TOKI織部奨励賞 (同2012)
東京・ニューヨーク姉妹都市交流陶芸コンテスト 佳作
日置哲也 Hioki Tetsuya
1976 岐阜県各務原市生まれ
2001 岐阜県立多治見工業高校陶磁科学芸術科卒
2005,2011 美濃陶磁展
2011 ギャラリー「なうふ」アートフェア
2012 MINO CERAMICS NOW 2012
2013 美濃陶芸展 入選
2014 美濃陶芸庄六賞茶碗展 入選
2014 第10回美濃国際フェスティバル 入選
山藤響子 Yamafuji Kyoko
1980 神奈川県に生まれる
2003 東京造形大学 卒業
2005 多治見市陶磁器意匠研究所 卒業
現在 多治見市にて制作
河内 啓 Kawachi Kei
1967年 静岡県静岡市に生まれる
1999年 愛知県立窯業高等技術専門校卒業
卒業後 土岐市の製陶所に勤務
2002年 岐阜県土岐市に築窯
2012年 萬古焼きコンペ 審査員特別賞受賞
2014年 クラフトセンタージャパン財団の優れた生活の道具にマグカップが選定される。
静岡市 ギャラリーワタナベカメラにて、2002年より毎年個展を開催
東京都 阿佐ヶ谷CONTXT-Sにて、2009年より毎年個展を開催